ドラマ『十月圍城』

原題:十月圍城(英題:The Stand-In)
出演:鍾漢良(ウォレス・チョン)、劉小小(リュウ・シャオシャオ)、 張曉龍(チャン・シャオロン)、吳剛(ウー・ガン)、吳孟達(ン・マンタ)、王子子(ワン・ズーズー)、他
公開:2014年(中国)

【感想】
中国語はよくわかりませんが、概要サイトを自動翻訳で読みながら観たのでだいたいの流れはつかめました。言葉はわからずとも表情で語るからなんとなく流れがわかります。
『隋唐演義』の単雄信と王伯当も悪役(?)で出ていて、他にも見たことのある方々が。そういうのを見つけるのも楽しかったです。

車屋の阿四(ウォレス・チョン)は恋人の阿純(ワン・ズーズー)の目を治すため、自分と瓜二つの革命家・重光(ウォレス・チョン、二役)の身代わりとして生活することに。
重光として振る舞う阿四に嫁いできた舒雲(リュウ・シャオシャオ)は、事情を知り、時に阿四に反発しながらも彼や重光の家を守るために協力する。

1話からハラハラドキドキでした。車屋・阿四の全力疾走からしてまさに体当たり、目が離せませんでした。
身代わりながら重光として懸命に困難に立ち向かう阿四、彼に心からの信頼を寄せる家族。

彼をとりまく女性達…阿純は良い娘ですが、個人的には阿四と舒雲のカップルが好きでした(微妙な関係ながらきっと心の底では結ばれていると思います)。

革命に散った人々を偲ぶ祈りが静かな余韻を残します。
重光&阿四&ウォレス、グッドジョブ!

天龍八部とだいたい同時期の撮影・放送だったと思いますが、十月围城の方がウォレスの役者としての芸達者ぶりが光っているような気がします。